Schmuck2013 報告其の三

4月 04, 2013

Schmuck2013 報告其の三

ども！

前回の続きです！

ふみきさんの話をする前に

まずはSchmuck2013の会場の様子を。

INHOLGENTAと同じ会場（Messeという幕張メッセみたいな場所）

の一角に多くの人が出入りする大きなブースでやっています。

会場では図録に載っていない多くの作品も展示してあり、

かなり見応えがありました。

そしてSchmuckにも「Hoffman Preis」という賞があります。

賞金は出ませんが名誉ある賞で

世界中のジュエリー関係者から注目を浴びるそうです。

…そして、

なんと、

ふみきさんがその賞を受賞しました！

一番小さい白いシャツの人がふみきさん。

カメラを持ちながらバックをしょって壇上に上がっていて

まるで観光客w

小柄でニコニコしているのでみんなに２０歳くらいに見られてましたw

これが今年のトロフィー。

持たせてもらいましたが、凄く重かったです。

確かデザインはSchmuckの審査をしたショービンガー氏。

その後は握手を求められたり、写真を撮られたり、

展示のお話など一気に有名人になっている感じでした。

ちなみにこれがふみきさんの作品。

わかりにくいですが、キラキラ彫り（ふみきさんが発展させた技法名w）を使ったペンダントトップです。

この作品が評価されたポイントとして、

金属加工において新しい表現として誕生させたパイオニアとして注目されたみたいです。

昔から彫金技法の彫り技術を使って作品作りをしていたふみきさん。

それと同時に金属の性質についても研究していました。

工芸的なアプローチで新しいジュエリーを誕生させたんですね。

多くの作家が金属を使って色々な作品を発表してきたけど、

ふみきさんは更に先へ進んで行ったって感じ。

審査した人もそういう部分を理解した上での賞だったので本当に凄いと思います。

おまけでこれはチャンさんの作品。