ミュンヘンジュエリーウィーク2019終了!

Guten Tag. Servus!

今年も嵐の様な一週間があっという間に過ぎ去りました。今回も多くの方々と知り合え、かなり濃密な時間となりました。





日本人作家4人で企画したグループ展“TRAP”も大盛況で、正直ホッとしています。



ジュエリー関係者を待ち受ける罠として企画したこのインスタレーション。


展示を見に来た人たちは奥の檻まで誘導され、捕獲されます。(今回は残念ながら扉を閉めることは出来ませんでしたが…)

これはミュンヘンジュエリーウィークという世界中から人が集まる異様な機会ということで考えたコンセプトです。


見に来てくれた方々もコンセプトをすぐに理解してくれ、また一点一点の作品にも興味を持ってもらえて満足のいく展示になりました。

ただ、人が大勢いるタイミングでは鑑賞方法が限られるので、残念ながらあまり伝わらなかったかなと…
展示スペースが限られているので難しいですね。





メンバーは左から京都の小嶋崇嗣さん、ミュンヘンの永田昌之さん、神戸の田口史樹さん、そして私です。


4人とも作品は全然違いますが、土台としての技術力を大事にしているという共通点を持っています。
作品は細部にまでこだわり、高い完成度を目指した作家たちです。

海外では特に感性や全体感を重視した作品が多く見られるので、その作品たちとは異なった視点からコンテンポラリージュエリーを考え制作しています。

今回はこのメンバーで本当に良かったです。
見に来てくれた皆さんありがとうございました。






最後にメッセの様子を。

今年はタレンテという若手向けの応用美術コンペに推薦してもらい、会場内に展示してもらえました。
年齢制限ギリギリだったので滑り込みセーフという感じです。


またミュンヘンジュエリーウィークのメインである、コンテンポラリージュエリーコンペのシュムックも隣のブースで展示がありました。

毎年受賞者はサプライズでの発表があるのですが、今年はなんと3人とも知り合い!


アカデミーの大先輩で私のお師匠さんと同じアトリエで制作をしている峯岸穣さんとアカデミーで隣の席だった韓国出身のジュンウォンと藝大の先輩で漆作家の関美怜さんの3人でした。

おそらく会場内でもこの3人全員と知り合いなのは私だけではないかと。笑

受賞した皆さん本当におめでとうございます!

俺もいつかは壇上に呼ばれる様に頑張らねば。まぁ先ずはシュムックのコンペに通過するところからですけど…未だ全敗中。





それではまた更新します。

Bis nächstes Mal. Auf Wiedersehen!

 Viele Grüße und Schönen Tag noch!

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