彫り課題開始!

彫金研究室では大学院でも課題があります。


『彫り』と『高肉打ち出し』



それが終わると自分の好きな研究テーマで作品を作っていきます。





まずは『彫り』


彫金の字にも使われているほど、ザ・彫金という技術です。
※金属の板や立体に鉄製の「鏨」という道具を使って文字や模様を彫っていく技法。


二年次の課題や大学院試験の時もやった彫りですが、

先生方から言わせると相当ダメダメらしいです。。。泣


そこで大学院でしっかりと彫金の技術を学ぼうという感じです。




まずは前田先生が道具について説明をしてくれました。
























実際に自分で使っている道具の解説と、道具を貸し出して使用させて頂きました。


二年次ではとりあえず道具を作って彫ってみるという感じだったので

よくわからない部分が多かったのですが、

今はどうやったら彫りやすいかや、角度、長さなど何となくわかってきました。


彫金は道具の善し悪しで作品の出来が変わるんですね〜





今回は鏨を新しく作り足します。


これは酸素バーナー。


















これで鏨のかぶの形を加工していきます。

このバーナーでかぶを赤くして、金槌で叩いて潰したり曲げたりします。






これは片切り用の鏨を制作。
























左が加工後。

刃の幅を出したいので横に延ばします。

縦横比で薄い方が持ちやすいので潰して持ちやすく加工も。




こっちは曲がりの鏨用。
























左が加工後。

曲面の内側を彫るのに使います。

長さも必要なので延ばしています。






その後ヤスリで形を成形。
























世界で一つの道具を作るのはホント楽しいですね。







今回は道具の持ち方からオタフク(金槌)の振り方など再指導して頂きました。

せっかく彫金研究室に所属しているので

しっかりと彫金技法を身につけたいと思います。





やっぱりもの作るのは楽しいですね。

では!

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